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テスラのCEOイーロン・マスクとは?エンジニアの過去や成功した理由について
世界の技術者
2023.09.14
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みなさんは、イーロン・マスクという人物を知っていますでしょうか。
車好きであれば、テスラという会社を聞いたことがあるはずです。
そのテスラのCEOがイーロン・マスクです。
そこで今回は、イーロン・マスクについて詳しくお話ししますので参考にしてみてください。
イーロン・マスクとは?
イーロン・マスクとは、電気自動車メーカーのテスラ社の共同創設者のことを指します。
近年、ニュースなどでテスラ社やイーロン・マスクのことがたびたび取り上げられているため、車屋の経営者というイメージを持たれている人は多いはずです。
たしかに間違いではないのですが、イーロン・マスクは実業家でもありエンジニアでもあります。
イーロン・マスクは、わずか10歳のときにコンピュータを買い独学でプログラミングを覚えたという過去があります。
そして12歳のときには、Blasterというゲームを開発しました。
12歳と言う若者でありながらゲームを開発し販売するというのは、とてつもない行動力だと言えます。
今では当たり前のようにゲームが開発されていますが、イーロン・マスクが12歳の当時は1984年ですから明らかにエンジニアとて頭ひとつ抜きんでていたのではないでしょうか。
大学を2日で退学し起業する
イーロン・マスクは名門スタンフォード大学大学院へ進学をしたものの、たったの2日在籍しただけで退学しました。
そして、実の弟でもあるキンバル・マスクと一緒に会社をたちあげることとなりました。
この会社は大成功をおさめ、3億700万ドルというとてつもない金額で買収され、イーロン・マスクは莫大な資産を得ました。
あのPayPalもイーロン・マスクが設立した実績がある
実はイーロン・マスクはテスラ社のイメージが強いですが、それよりも前の1999年にインターネット決済サービスPayPalを設立しました。
PayPalとは、世界で3億人以上が利用するかんたん決済サービスのことを指します。
支払情報が相手に知られることがないため、今でも多くの人に利用されているサービスです。
PayPal社は2002年に買収され、またしてもイーロン・マスクは1億8,000万ドルという莫大な資産を手に入れました。
テスラモーターズ社に出資
Paypalが買収されたあとは、ロケットを開発するスペースX社をたちあげ、テスラ・モーターズ社に出資をしました。
結果的にこの時点で、テスラ・モーターズ社の会長となり、2008年にはテスラ・モーターズ社のCEOに就任しました。
しかし、2012年に発売したテスラModel Sが立て続けにキャンセルとなり窮地にたたされましたが、なんとか立て直ししたという実績をもっています。
イーロン・マスクがどの事業においても成功できた理由
イーロン・マスクが幼少期のころに作ったゲームをはじめ、PayPalやテスラ・モーターズなど、あらゆることに成功してきました。
では、なぜイーロン・マスクは成功できたのでしょうか。
〇何事にも全力投球
どんなことにでも当てはまりますが、何事にも全力投球をすればある程度はうまくいくはずです。
それを示したのがイーロン・マスクと言えます。
たとえば、当時イーロン・マスクが持っていた全財産をPayPalやテスラ・モーターズにつぎ込み、一文無しになりかけました。
全財産を何かにつぎ込むというのは、普通の人ではリスクでしかありませんが、イーロン・マスクはそんなことはお構いなしに、成功すると信じたものには徹底して資金をつぎ込みました。
結果的に、どの事業もうまくいったというわけです。
資金をすべてつぎ込み、全力で体当たりしてきたからこそ成功があるものだと考えるべきではないでしょうか。
〇とりあえず何でもやってみる
みなさんは、誰もが無理だと思うことに挑戦したいと思いますでしょうか。
きっとほとんどの人は、無謀な挑戦はしないはずです。
とくに、自動車メーカーやロケット製造は、たとえ企業でも新規参入するのは難しいと誰もが否定していたと言われています。
その雑音を押しのけても、イーロン・マスクはやりたいことをすべて実行し、成功しました。
できるかどうかは分からないけれど、そこで諦めるのではなく、まずはやってみるという考えが成功した理由ではないでしょうか。
〇成功したいからといってみんなに好かれる必要はない
どんな人間でも、良い人でいたいものです。
なぜなら、嫌われながらの生活は居心地が悪いからです。
しかしイーロン・マスクは家族でもある同僚に対しても非情的だと言われています。
つまり、何かに対して成功するためには人に好かれるだけではなく嫌われる勇気も必要だと言えるのではないでしょうか。
とても難しい判断ではありますが、成功のために、最適な判断をするために嫌われることも選択肢として考えておかなければなりません。
ですが、ただの嫌われ者にならないようにだけは注意したいところです。
〇プログラミングができる
何かを作りだす、という観点から見ますと全てはイーロン・マスクがプログラミングができたからこそだと言えます。
とくに、10代のうちにプログラミングを学んだことで大きな成功と資産を築きあげました。
つまり、どんな子どもでも早い段階からプログラミングを学んでおけば、将来は世界中で役に立つものを開発している可能性があるというわけです。
実は今、日本の小学校ではプログラミング教育が必須化されているため、いかに教育者もプログラミングに興味関心を持っているのかがうかがい知れます。
プログラミング教育でイーロン・マスクのような成功者になる
今、みなさんに小学生以下の子どもがいるのであれば、将来は少しでもイーロン・マスクのように成功してほしいと願っているのではないでしょうか。
ですから、とにかく勉強を詰め込んで賢くなってもらおうと思っているはずです。
たしかに勉強は大切かもしれませんが、それだけではイーロン・マスクのようになれるとは限りません。 ただの賢い人だけになってしまう可能性があります。
でしたら、プログラミング教育をご家庭でも導入してみてはいかがでしょうか。
プログラミング教育とは、プログラミング的思考を養うための教育方法のことを指します。
小学生の段階では、急いでパソコンを使ってのプログラミングをするわけではありません。
あくまで、プログラミングの仕組みを知ってもらうことが重要です。
〇プログラミング教育の重要性
プログラミングの仕組みを学ぶことで、自分で順序だてて、たくさんの試行錯誤を繰り返し解決する力が養えます。
プログラミング的思考を養うと、どんな場面でもどんな困難なときでも、自ら考え解決に導けるようになるため、困らなくなります。
また、プログラミングそのものに興味関心をもつことで、将来は未知のものを作りイーロン・マスクのように大活躍する可能性もあります。
たとえば、今の子どもが10年後20年後には、タイムマシンや空飛ぶ乗り物を開発しているかもしれません。
Summary
イーロン・マスクのまとめ
世の中では、たくさんの人が社会で大成功をおさめ、素晴らしい日々を過ごしています。
とくにイーロン・マスクは大成功者といっても過言ではありません。
原点でもあるプログラミングを幼少期の時点で理解し、活用できたからこそイーロン・マスクは大成功したのだと言えます。
みなさんも子どもや自分の将来のためにも、プログラミングを学べる環境をご家庭でも導入してみてはいかがでしょうか。